2013年12月7日土曜日

今日は一言だけ。

はっきり言おう。

この国は、「実質的」に、「侵略戦争」をすることができる国になった。

賛成者の方々、おめでとう。歴史的瞬間だった。




※次回から戯言ブログに戻します。

2013年12月5日木曜日

例の法案が可決されるらしいので,頑張って日本の安全保障について考えてみた。

皆様こんにちは。弁護士の渡部です。

前回の投稿で話題にした特定秘密保護法案が,今日,参院国家安全保障特別委員会で採決が行われ,可決されたようです。

私は今,事務所で仕事してますが,とある情報によれば,国会正門前ですごい大勢の人達が採決撤回を叫んでいるみたいです。

政府によっぽどの器があれば,考え直すとかするんでしょうけど,私は人を信用していないので,まぁ政府は撤回しないだろうなと思っています。




ところで,なんか前回の投稿はいろんな人に見てもらったようで,各方面から「次はあれ書いて」「今度はこれ書いて」と言われました。

で,一つ申し上げたいんですけど,私,何も考えないでこのブログ更新しているので,狙って面白い記事書けるわけないだろうということだけは承知しておいて下さい。

狙って書けるなら,そっちでご飯食べてるだろうしね。

過度な期待はしない方がいいんです。


そんな私ですが,リアルで会った方に「次これ書いて」と言われたNo.1が,「自民党の石破幹事長の発言について」でした。

どういう話かというと,自民党の石破茂さんという人がいまして,その人もブログやっているんですよ。で,そのブログで,

(以下石破茂ブログより引用。色字は筆者がつけたもの。)

 今も議員会館の外では「特定機密(原文ママ)保護法案絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが,左右どのような主張であっても,ただひたすら己の主張を絶叫し,多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。
 主義主張を実現したければ,民主主義に従って理解者を一人でも増やし,指示の輪を広げるべきなのであって,単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない本来あるべき民主主義の手法と異なるように思います。

(以上引用終わり)

と書いたところ,「お前はテロとデモの違いも分からないのか」というたくさんのツッコミを受けたようで,後日,

(以下石破茂ブログより引用。色字は筆者がつけたもの。)

 整然と行われるデモや集会は、いかなる主張であっても民主主義にとって望ましいものです。
 一方で、一般の人々に畏怖の念を与え、市民の平穏を妨げるような大音量で自己の主張を述べるような手法は、本来あるべき民主主義とは相容れないものであるように思います。
 「一般市民に畏怖の念を与えるような手法」に民主主義とは相容れないテロとの共通性を感じて、「テロと本質的に変わらない」と記しましたが、この部分を撤回し、「本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います」と改めます。
 自民党の責任者として、行き届かなかった点がありましたことをお詫び申し上げます。

(以上引用終わり)

という感じで謝罪したという一連のコントがあったんですよ。
で,マスコミがそろって「テロとデモを混同するような人達が作る法案がうんたらかんたら」みたいに叩いているんですよ。
で,これに関して,同じようにブログを書いてくれ,と言われる訳ですよ。


だが断る。(集まれジョジョ好き)


だって石破さんは謝っているじゃないか。発言を訂正しているじゃないか。そんな死人にむち打つようなマネをして何が楽しいんだ。みんな落ち着いて考えてくれ。過ちのない人生なんてあるかい?いいか,石破さんはかなりの軍事オタクと聞いている(Wikipediaに書いてあった。)。いいか,石破さんはポロッと本音を言ってしまっただけだ。むしろ正直に言ってくれてありがとうと声を上げるべきなんだ。


いいか,だいたい歴史っていうのは,被支配者層がどうやって支配者層と戦うかという試行錯誤の繰り返しだったんだ。「国がそんな無茶するわけない」って言う人がいるけど,人間,権力持ったらどうなっちゃうか,学校で習ったじゃないか。支配者層である「国」に対して性善説で立ち向かう方がどうかしているんだ。むしろ,憲法改正もそうだけど,なんかが変わるときに「日本国はおれ達を裏切らない」なんて思っちゃいけない,そうじゃなかったら,日本にはあんなことやこんなことは過去に怒らなかったんだ!


という真面目そうなことを書いていたら飽きてきました。

どうしよう。今日のテーマは何にしようかな。

今日は石破さんのブログで字数を埋めたこともあり,ただでさえ長くなっているので,飽きた人はお疲れさまでした。読んで頂いてありがとうございます。

まだ読む気のある人はどうしようかな,せっかくだから,「テロとデモの違い」について勉強しましょうか。

こういうときにね,憲法とかの教科書引っ張りだそうとするとめんどくさいことになるんですよ。

「テロ」も「デモ」も言葉です。何か分からないことがあったら,辞書を引くのが私流です。さっそく引いてみました。

(以下,岩波書店「広辞苑第六版」より引用)

【テロリズム】
①政治目的のために,暴力あるいはその脅威に訴える傾向。また,その行為。暴力主義。テロ。
②恐怖政治。

なるほど。要するに政治目的達成のために暴力とか使っちゃうのがテロだな。なるほど。次,デモ。

【デモンストレーション】
①示威運動
②宣伝・紹介のための実演
③運動競技会などで,正式種目以外の公開演技
【示威】
威力を示すこと。気勢を見せること。

なるほど。要するに,気合いをいれて行動することをデモと言うようだ。たぶん①の意味で一般的に使われてますね。まさか石破幹事長も運動会のお遊戯見て脅威に訴えられたと思うはずがないからな。たぶん①だ。

辞書を見る限りでは,この2つの違いは「暴力等を行使するか否か」でしょうか。
そうすると,前記石破発言はだいぶ勘違いしているみたいですね。果たして議員会館前の人達がどれぐらいの声量を出していたのか知りませんが,たぶん,神奈川県の厚木基地近くにお住まいの方に比べれば恐怖を感じる度合い低いと思うし。


よし,今日のテーマは「石破さんにテロを教える」にしよう!(ここから本文開始。)

テロって,ぼく,やったことないんですけど,敵を知れば百戦危うからずでしたっけ,なんかそんな言葉があるじゃないですか。なので,ここは特定秘密保護法案も可決されたことですし,ぼくも日本国民の一人として,同法の目的に基づいて日本の国家安全保障について考えてみました。国防です。

【ステップ① 銀行を抑えよう!】
テロリスト側からすると,先々のことを考えて,日本の貨幣をある程度調整できる権限を持っておきたいと考えるはずです。
日本銀行とかメガバンクを傀儡状態にすれば,今後かなり物事を有利に進められます。そんな方法知りませんけど,日銀の人事とかを特定秘密にしておくことが必要です。

【ステップ② 軍を抑えよう!】
国を潰す際,歴史を勉強すると,「金と軍事力」を抑えた者はかなりの確率でクーデターを成功させます。ここが要でしょう。
貨幣を抑えると同時に,自衛隊の上層部を全て味方につける必要があります。だから自衛隊の指揮系統を特定秘密にしておくことが必要です。

【ステップ③ 国会の占拠を阻止しよう!】
自衛隊さえ抑えてしまえば,警察機構も歯が立ちません。しかし,テロリスト達は,国会を占拠し,武力で脅して,政権を奪取を狙うかもしれません。だから国会の議事進行とか警備情報とか特定秘密にしておくことが必要です。

【ステップ④ マスコミを傀儡状態にしよう!】
テロリスト側からしても,いくら政権を奪取しても,国民の支持がなければその政権はいずれ瓦解します。そのために有効なのが,マスコミです。なんか適当な理由をつけて軍事行為をせざるを得なかったということを国民に刷り込ませてくるでしょう。大丈夫です。たいていテレビで流しちゃえば国民は信じちゃいますから。逆にマスコミに変な報道されると,現政府の存続が危ぶまれ,ひいては日本の安全保障に支障を来す可能性があります。そこで,今のうちからマスコミの報道内容を事前チェックできるシステムを構築し,構築したこと自体を特定秘密にしていしておくことが必要です。

【ステップ⑤ 反乱分子を駆逐しよう!】
現政府に対する反乱分子というのはいつの時代にもいるもので,これを予め駆逐しておくことが,ひいては日本の安全保障に繋がります。
例えば武器とかを輸入されたら大変なことになるので,税関の方法を刷新して特定秘密にしておきましょう。
そして,一番問題なのが,国民の中に紛れた反乱分子です。一人一人の力は大したことはなくても,奴らは正論を吐いて現政府を脅かし,ひいては日本の安全保障を脅かすかもしれません。ブログ,Twitter等のネットでせっかく可決した特定秘密保護法の悪口を言う奴を監視し,街中で集会を開こうとしている人達も監視するために隠しカメラをいっぱい設置して,それ自体特定秘密に指定しておく必要があります。


【ステップ⑥ 逮捕しよう!】
ステップ⑤までくれば,もう日本の安全保障はほぼ大丈夫でしょう。
ただ,それでもへこたれない奴らがいます。
そう,自分の主義思想をしっかりもった国民です。
マスコミにも煽動されず,自分の頭で考える奴らです。
全く。こっちは日本の安全保障のためにいろいろ頑張っているのに。しぶとい奴らです。
その場合,抑止効果を狙い,一人逮捕してみるのもいいかもしれません。
例えば,仕事が一段落した際に,脳みそ全く働かせずにブログを更新し,他愛もない投稿が続いていたと思ったら,特に知識もないのに急に特定秘密保護法案の話を始めて批判してるんだかなんだか分からないけどなんか好き放題ツッコミをやり出す川崎の弁護士とかうってつけですね。


(今日のお知らせ)
なんか可決されたみたいだし,このブログの更新が止まったら,ぼくは公安にドナドナされたと思って下さい。









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こんな冗談も書けなくなるんだぜ。

2013年11月26日火曜日

逆に聞きたい。この法案に賛成している人の意見を。

皆様お久しぶりです。弁護士の渡部です。

今日,衆院国家安全保障特別委員会で,「特定秘密保護法案」が賛成多数で可決されました。
この法案に関しては,日弁連はもちろん,国際ペンも「ヤバいんじゃないか(意訳)」と言っており,有識者会議等でもこの法案に賛成している人は,私の知る限り見たことありません。

この法案の問題点(=ヤバさ)に関しては,関係各所がいろいろ書いているので,それを見たらいいと思います。
一応,リンクフリーで分かりやすいから日弁連のページを貼っておきます。
【日本弁護士連合会|Japan Federation of Associations:秘密保護法とは?】
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html

さて,今日私が言いたかったことはこれで全てなんですけど,それだとあまりに淡白な更新になる,すごい久しぶりにブログを更新する気持ちになったのにもう冷めた,さてどうしたものかと考えていたところ,私はずっと気になっていたことを思い出しました。


そう言えば,この法案,なんかみんなヤバさが伝わってないんじゃないか?と。



いろいろな報道で「知る権利が害される!」とか,「権力の集中を生んでしまう!」とか叫ばれていますけど,いや,それは確かにそうであって,我々市民に対しても罰則が規定されているから他人事ではないのだけど,なんか結局のところで市民の皆さんと物書きとかの皆さんとの間で温度差ありませんか,ということです。なんで温度差あるんだろう,やっぱり他人事だと思っちゃうのかな,どうしようかな,どうしたらいいのかな。

私が何を言いたいかというと,知る権利云々はもちろんそうなんですけど,それ以前に,「よくこんな法案考えたなお前は他にやることがあるだろう」ということです。
皆さんが選んだ国会議員がこんなことやってますよというお知らせ回にしたいと思います。

よし!そうだ,今日は条文を見よう!

法律(法案)を学ぶ上で一番大事なのは条文です。特定秘密保護法案は,まだ参議院で可決されてないので,当然逐条解説なんてありません。そこで,今日は皆さん,私と一緒に法案を頭から見て行きましょう。

ここでブラウザバックしようとした人,お待ち下さい。
分かっています。分かっていますとも。そんなしちめんどくさいことしていたら読者が離れて行くことは分かっています。
そんな皆さんのために,今日は,私が,特定秘密保護法案を意訳したいと思います。
小難しい条文を噛み砕きます。皆さん,一緒に与党の方の法案を見て行きましょう。

注意1:意訳部分は全て青字にしております。青地部分は全て筆者の独自の見解ですから鵜呑みにしないで下さい。

注意2:特定秘密保護法案全文は,東京新聞さんのサイトを見ました。ただ,リンクフリーかどうか分からなかったので,リンクは貼りません。各自ご参照下さい。


(目的)
第1条 この法律は,特に秘密にしておきたい日本の安全保障に関する情報を漏れないようにすることを目的とする。

なんか内緒にしたいらしいです。分かります。国だって,隠したいことありますよね。

(定義)
第2条 省略

いちいち定義を説明するのがめんどくさいだけです。読む方もめんどくさいでしょ?

(特定秘密の指定等)
第3条 行政機関の長は,「うわやばいこれ漏れたら大変」ってやつを「特定秘密」っていうのにすることができる。

行政機関の長が指定すると「特定秘密」になるらしです。なお,第2項とか第3項とかありますけど長くなるから省略します。

(指定の有効期間及び解除)
第4条 さっきの指定は5年以内が有効期間。延長もできるよ!

ついに条文全てが意訳になりました。あまり気にしていません。

(特定秘密の保護措置)
第5条 行政機関の長は,なんだかんだ手続はあるけど,「特定秘密」を取り扱う人を自分で決められるよ!

完全に仲良しこよしの出来レースじゃねーか。
秘密だからね。秘密は他人に知られたくないしね。

(我が国の安全保障上の必要による特定秘密の提供)
第6条 特定秘密を保有する行政機関の長は,必要だと思ったら他の行政機関に特定秘密を教えたりするよ!(逆に言えば,嫌だと思ったら絶対に秘密にするよ!)

なんで行政機関同士の間に秘密があるんだよ。
縦割行政。

第7条 警察庁長官は,警察庁が保有する特定秘密について,しょーがねーなーと思ったときは特定秘密を各都道府県の警察に情報提供してあげるよ。

事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!
仲良くしてよ,警察。

第8条 特定秘密を保有する行政機関の長は,しょーがねーなーと思ったときは,「適合事業者」っていう自分達が認めた事業者にだけ情報提供してあげるよ。

だから(以下略

第9条 特定秘密を保有する行政機関の長は,しょーがねーなーと思ったときは,外国にも情報提供するよ。

他所でやれ。

(その他公益上の必要による特定秘密の提供)
第10条 行政機関の長は,基本的に特定秘密を提供しないけど,もうほんとにバラされないって思ったときは,開示してやらないこともない。

完全にそっちサイドの都合だけで決めてるよね。こっち(国民)サイドの都合無視だよね。よくそれで国民の代表者と(以下略

第11条 特定秘密の取扱い業務は,信頼できる適正評価を受けた人だけが取り扱えるよ。但し,もちろん,内閣総理大臣等は別だ。

適正評価ってなんだ?

第12条 適正評価は,行政機関の長がするよ!こっちが決めるよ!こっちで決めとくよ!

あ,そうですか。

(適正評価の結果等の通知)
第13条 行政機関の長は,適正評価を実施したときは,その結果を評価対象者に対し通知したりする。

あ,通知して教えてくれるんすか。ありがとうございます。

(行政機関の長に対する苦情の申出等)
第14条 評価対象者は,(中略)適正評価について,(中略)行政機関の長に対し,苦情の申出をすることができる。
2 行政機関の長は,前項の苦情の申出を受けたときは,これを誠実に処理し,処理の結果を苦情の申出をした者に通知するものとする。
3 評価対象者は,第1項の苦情の申出をしたことを理由として,不利益な取扱いを受けない。

注意していただきたいんですけど,この条文,まさかの「意訳なし」です。
法律の文言で「苦情」って初めて見た(笑)
↑注意:一番下に追記あり。

たぶん秘密だから「不服申立て」とかの手続を予定していないんでしょうね。クレームお待ちしてます!みたいな。しかも「不利益な取扱いを受けない。」とか明文にしているところから察するに,たぶん不利益な取扱いするつもり満々です。

(警察本部長による適正評価の実施)
第15条 警察でも同じようなもんだよ!

もう驚かない。

(適正評価に関する個人情報の利用及び提供の制限)
第16条 行政機関の長及び警察本部長は,特定秘密をむやみやたらに悪用したらダメ。

さぁ,当たり前のことでそろそろツッコミのバリエーションが無くなってきました。

(権限又は事務の委任)
第17条 省略

(特定秘密の指定等の運用基準)
第18条 政府は,特定秘密の指定に関し,統一的な運用を図るための基準を定める者とする。

たぶんその運用も特定秘密の保護のためにボヤボヤにぼかされるんだと思います本当にありがとうございました。

2 政府は,前項の基準を定め,又はこれを変更しようとするときは,我が国の安全保障に関する情報の保護,行政機関等の保有する情報の公開,公文書等の管理に関し優れた識見を有する者の意見を聴かなければならない。

優れた識見者かどうかを判断するのは「安全保障」とやらに一枚噛んでいる政府が判断します,たぶんイエスマンだけで構成されます,しかも意見を「聴かなければならない。」のであって,反対されたとしても聴いただけでオールオッケーです本当にありがとうございました。

(第19条,第20条省略)

(この法律の解釈適用)
第21条 この法律の適用に当たっては,(中略)国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に十分に配慮しなければならない。

配慮するなら作るなこんなもん。

2 取材行為については,専ら公益を図る目的を有し,(中略)正当な業務による行為とするものとする。

お前が決めんな。


【罰則】
第22条 特定秘密を漏らしたら10年以下の懲役だ。又は情状により10年以下の懲役及び1000万円以下の罰金に処する。覚悟しろ。他にも特定秘密をこの法律上知ったケースに応じて,5年以下の懲役とか未遂処罰規定とか用意している。いつでも来い。

特定秘密を取扱う人も大変ですね。

第22条2項以下
「特定秘密」を知ろうとし,人を唆したり騙したり,暴力ふるったり,盗みに入ったり,とにかく「特定秘密」に近づいた国民に対しては,10年以下の懲役等を用意した。

自分が知りたいなって思った情報にアクセスしようとしたら,それが「特定秘密」である場合がありますのでご注意下さい。





(今日のまとめ)
この法案が通ったら,このブログ主は逮捕されると思う。










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(追記)2013/11/27
一日ぶりですこんにちは。弁護士の渡部です。
前ブログを含め,長らく私の文章をご覧頂いている方はご存知だと思いますが,私の文章は読み直し無しの一気書きですので,誤字脱字や内容それ自体に誤りがあったりします。
まぁそういうのも含めて笑って読んでねというのがこのブログの趣旨なんですけど,なんかよく分かんないけど結構な数の人から「苦情って単語,法律でよく使われているよ」って指摘されています。
いやいや,そんなバカな,不服申立てとか控訴とかならまだしも,苦情って法律用語としてどうなの,使われているわけがな あれ?これ,使われているな。完全に使われているな。

例えば男女雇用機会均等法,労働者派遣法等,「苦情の処理を受けたらちゃんとしなさいよ」みたいに使われているな。
完全に私の勉強不足です申し訳ございません。
だって,まさか「国の安全保障」とか,言わば「対国家」「改憲的法案」であるこの法律で,国に対して苦情言っておしまいなんてあると思わなかったんだ。

取り上げているテーマがテーマなので,いつもより多くのご意見を頂戴しております。ご批判もお褒めの言葉も全部ひっくるめて,読んで頂きましてありがとうございます。
よし,次からはふざけたテーマにしよう。

2013年10月5日土曜日

写真は真実を写しているとは限らない。

今日,法律相談センターの職員の方から,「先生,ブログ見てますよ!」と言われ,一瞬ブログを閉鎖しようかなと思った渡部です。

自分で全世界に言葉を発信しておきながら,リアルの世界で「見てますよ」と言われると,あれ,おれ,何を書いていたかな,あのブログは本当にチラシの裏の落書きみたいな感覚で書いているからマズいこと書いていないかな,と焦るんです。

今,ざっと読み返したら,たぶん閉鎖するまでのレベルではないので今日も更新しておきましょう。


さて,今日も職員の方から言われたんですけど,最近よく聞かれる質問No.1が,「先生,犬を飼われているんですか?」という質問です。

そうです,これです。


【渡部法律事務所|弁護士紹介】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/watabelaw/du_bu_fa_lu_shi_wu_suo/bian_hu_shi_shao_jie.html

以前のプロフィール写真は,こちらを使っていました。


なぜ変更したかと言うと,思いのほか自分の顔が鬱陶しかったからです。

なんでしょうか,このドヤ顔。本人が鬱陶しいぐらいですから,さぞ周りの皆さんも苦々しい思いでご覧頂いていたのでしょう。

実際に,「なんかおすまししている。」「普段はこの半分も目が開いていない。」「カメラを意識した単なるナルシストだ。」など,本人が全く反論できない正論の数々が寄せられました。


そんな折り,なんか良い写真ないかなーと思っていたら,犬と戯れている上記写真を妻が撮り,あ,これいいんじゃないの?なんか意図せず優しい後光がさして,親しみ持ちやすい写真になっているんじゃないの?と思って採用した次第であります。

ここではっきり言いますが,この犬は「ふうた」君と言って,私の犬ではなく,人様の犬です。

ただ,さすがに無断で写真を使うわけにはいかないので,きちんと承諾は得ました。ふうた君の承諾を。

私,昨日,神奈川県立平塚商業高等学校で,「民法上,権利義務の主体となりうるのは人であって,犬とか鳥とかは『物』として扱われるんだよ。」と講義をしてきたばかりなんですけど,ふうた君は物じゃない,あんなにおれと仲良く遊んだんだ,物とか言う奴はたとえ日本政府でも相手になってやる,そういう意気込みで,ふうた君と契約してきました。ふうた君のご主人様には無断でしたけど。


ちなみにふうた君とは年俸制の単年契約で出演契約しており,今年は「おすわりくん」という犬用スナック1袋で契約が成立しました。

【おすわりくん/デビフペット株式会社】
http://www.dbfpet.co.jp/product/snack/s12/s12_02.shtml

来年の契約更改には,どれほどの要求を出してくるか分かりませんが,おそらく成長に伴い,ふうた君の好みも変わってくるでしょうから,私はジャーキーあたりを要求されるような気がします。

なお,彼はまだFA権を取得していないので,他事務所に奪われる心配は今のところありません。




そんな経過があってプロフィール写真を変えたんですが,

「動物を使うなんて汚いぞ!普段と全然違う!」

と各方面から苦情が殺到しております。

普段どんな目で見られているんだろう,私。









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2013年9月29日日曜日

ドアラも好きだけど…

一番好きなゆるキャラはつば九郎です。弁護士の渡部です。


特に野球ファンでもないしヤクルトスワローズファンでもありませんが,つば九郎の動向から目が離せません。詳しくはYouTubeで検索してみて下さい。

あと,つば九郎がゆるキャラなのかどうかは知りません。


さて,つば九郎は登場していないんですけど,「第1回ゆるキャラ(R)グルメフェスティバル in YOKOHAMA」というものが昨日今日と開催されまして,なんと横浜弁護士会から,みみんとのるんが出場し,のるんが初日の20メートル走でぶっちぎりのトップをとるという快挙を達成したようです。
【みみんとのるんのページ|横浜弁護士会】
http://www.yokoben.or.jp/mimin_norun/index.html

そのことが報道機関によって報道され,まさかののるんが全国ネットでお届けされるという素晴らしい事態が起こり,今,横浜弁護士会は,二つの論争が起こっております。

今日はその二つの論争についてご説明したいと思います。

① 報道機関が「横浜弁護士会」と報道している。

弁護士は,県ごとに単位会を構成しており,神奈川県の場合は「横浜弁護士会」という名称になっております。

「横浜弁護士会」は,本庁(横浜)の他,相模原,横須賀,県西,そして私が所属する川崎にそれぞれ支部があり,全部そろって「横浜弁護士会」です。

そう,「横浜弁護士会」に包含されるのは横浜だけじゃないんで,「神奈川県弁護士会」とか「神奈川弁護士会」とか「かながわ弁護士会」とかに名称変更しようとした大きな動きが昨年あったのですが,会名賛成票が,会名変更に必要な3分の2にわずかに及ばず,結局会名はそのままになったという経緯があります。

正直,私自身はひらがなはない,と思っているので,「神奈川県弁護士会」がいいな,と思っているんですけど,なんか「横浜弁護士会」だと,川崎とかが仲間はずれにされている感じがして寂しいんですよね(個人的感想です。)。

まぁ,要するに会名変更はそれぞれの考え方に基づくデリケートな問題らしいんですけど,そこで報道機関が「横浜弁護士会」と誤報したものだから,「おいまたかよ。」という空気が蔓延しております。

ただ,私の見解では,これは報道機関が悪いのではなく,どう考えても名が体をあらわしていない当会の名称のせいだと思います。報道機関をはじめ,市民の皆様,紛らわしくて本当に申し訳ございませんでした。またそのうち名前どうするの問題が生じると思うんで,もうちょっと待って下さい。


で,こういう会名変更関係のことは,いろんな方が書きそうなので,今日はもう一つの論争について言及して終わりにしたいと思います。



② のるんの中の人は誰だ?

正直,のるんが徒競走でトップをとり,あんなに目立つとは誰も思っていなかったようで,「関係者の先生方お疲れさまでした。ところでのるんの着ぐるみを着て頑張ってくれた先生は誰なんですか?」という話がチラホラ出ております。

ここで,私は声を大にして申し上げたい。


のるんの中の人なんていない。着ぐるみってなんのことだ,と。


プロフィール欄をよく見て下さい,と。のるんはのるんです。中の人なんていないんです。

ちなみに私は個人的にのるんを知っています。のるんの中の人を知っているのではなくてのるんを知っているという意味です。そこはすごいデリケートなところなんで勘違いしないで下さい。決してのるんの中に人が入っていて,その中の人とはプライベートで仲良くさせてもらっていて,一時期同じ釜の飯を食ったとかそういったことは絶対にないので勘違いしないで下さい。

というわけで,今日は実際に公開されているのるんのプロフィールを,のるんを知る私と一緒に見て行きましょう。

※ ちなみにみみんも個人的に知っています。

【正式名称は大山のるん】
私の知っている名前とちょっと変わったみたいです。まぁ大きな問題ではありません。

【性別はおとこの子】
確かに男性です。まぁ,何歳までを「子」と呼ぶかという定義の問題はありますが,そのとおりです。

【身長及び体重】
実際に会うと,もう少し大きな印象を受けます。おそらく目の錯覚です。

【職業弁護士】
そのとおりです。

【血液型はO型で,おおらか型と言われている】
血液型は忘れましたが,確かにおおらかです。包容力があります。

【好きなものは竹や笹】
あと,焼き肉とか好きでよく一緒に食べに行ってました。なんでこの人こんなに食うんだろうといつも思っていました。


【苦手なものは自分をアライグマやタヌキと間違える人】
あと,鍋の中に具材を入れる順番とか間違えるとすごい指摘してきます。鍋奉行です。

【趣味は散歩や木登り】
確かに運動神経抜群です。バスケやテニスもすごい上手で,かつ,ものすごい負けず嫌いです。イベントにおける徒競走に関して遊び心も出さず,全力でトップを狙いにいったであろう様子が容易に目に浮かびます。

報道されている写真のガッツポーズは,演技ではなくマジだと確信しています。



これ以上具体的に書いていると,なんか「中の人がやっぱりいるんじゃないか?」と邪推する人が出てきそうなので,この辺で終わりにしておきます。

市民の皆様におかれましては,これからも,神奈川県にある弁護士会に対して変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。


大丈夫だ。この程度なら怒られない。










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2013年8月30日金曜日

常に新しい知識を求めて。

金曜日の夜ですね。渡部です。


お仕事も終わり,飲みに出かけている方も多いのではないでしょうか。

私は先程仕事が一区切りつき,ぼーっと考え事をしていました。


実は最近,悩みという程のものではないのですが,怖いな,と思っていることがあります。

「知識の劣化」です。

若年性痴呆症の話ではないです。確かに私は今朝,朝食にドーナツを食べようとして,昨夜,深夜のおやつで自分が食べたドーナツを結構本気を出して探したりしていますが,そういう話ではないです。

これはどの職業でもそうだと思うんですけど,慣れって怖いんです。

みんな,今の仕事につくために,必死で勉強したり,先輩の真似をしたり,毎日練習をしたり,そうやって努力してきて今現在の自分に辿り着いているはずなんですけど,頑張って辿り着いて,その場所に慣れてしまうと,努力するのを忘れてしまうんですよね。

なんとなく,自分には経験とか知恵とかがついて,もう大丈夫だと心のどこかで思ってしまって,成長することを忘れてしまうと思うんです。

私は今,1人で弁護士をやっていますが,その怖さってすごいあるんです。

もう5年もやっているので,一通りの事件は経験してきたつもりですし,実際今も支障なく仕事ができています。法律相談でも,「ん?なんだっけそれ?」と思うことはなくなっています。

でも,「まだ」5年なんですよね。全部分かっている訳がないんです。

何人かで一緒に仕事をしていて,自分の仕事を「見てくれる」存在がいれば,「ここがおかしいぞ」とか「ここをもうちょっとつめろ」とかアドバイスしてくれるんでしょうけど,なかなか弁護士の場合,特に1人でやっている場合,守秘義務の関係もありますから,それが難しいです。

だから,私は常に,「独りよがりの判断になっていないか」と半ば怯えながら,慎重に事件を進めているつもりです。




司法試験の受験勉強は本当に大変でした。

でも,一つ言えることは,実務の方が受験勉強より100倍大変ということです。

私は法律を「道具」だと思っています。

そして,ロースクールは「道具のことを教えるところ」,司法研修所は「道具の使い方を教えるところ」だと思っています。

では,弁護士として実務に出たら,それは何かと聞かれれば,「道具を実際に使うところ」です。

法律は道具です。言葉は悪いかもしれませんが,あくまで道具です。「法律は助けてくれない」という声を聞くことがありますが,当然です,道具は自ら進んで助けてくれたりしません。

また,道具は使い方が非常に重要です。包丁は,本来,職人さんの手によって生まれ,料理人の手によって食材をさばくのが本来の用途ですが,使い方を間違えれば,人を殺せます。法律も同じです。

弁護士に限らず,この世にある全ての職業は「人のため」にあるものです。それは同時に,使い方を誤れば,人を傷つけてしまうことがあるということです。

だから,常に,研鑽を怠ることなく,その職業を極め続けなければならないと思っています。




弁護士の場合は「知識」です。具体的に言えば「法律の知識」でしょうか。

これは油断するとあっという間に劣化します。

劣化するのはまだ仕方ないとして,一番怖いのが,「劣化していることに気がつかないこと」です。

この辺,下手したら,大型事務所よりも,1人事務所の弁護士の方が恐れている分,研鑽を積んでいるかもしれません。

確かにみんな司法試験という大変な試験を合格している優秀な方かもしれませんが,法律も,世の中の情勢も,あっという間に変化します。

私も,学生時代には,まさか「憲法9条を改正しなくても集団的自衛権行使できるんじゃね?」と言い出す国が出てくるなんて想像もしていませんでした。

(本発言は「表現の自由」バリアーで守られています。)




そんな私の趣味ですが,本屋さんに行くことです。

私が日本で一番好きな本屋さんは「丸善」という本屋さんです。

この丸善さん,東京に本店があるんですけど,「世界で居心地のいい場所ランキング1位」です。学生時代多用していました。

さすがに今はなかなか本店には行けないんですけど,事務所の近くのラゾーナというショッピングセンターの中にも出店されているので,たまにぶらっと寄り,最新版の法律関係の書籍を購入し,最新の知識をアップデートするという作業を怠らないことに定評のある私です。



そんなことを考えていたので,今日も(飲む相手もいないし)丸善に寄ってきました。そう,アップデートのために。

【1品目】




















「法人税法平成25年度版」渡辺淑夫著

法人税法の基本書です。
800ページ弱というかなりのボリュームですが,私は細かいところが気になるタイプなので,薄くて分かりやすい本よりもこういう本を購入しがちです。
6000円(税抜き)という価格に尻込みすることなく,欲しかったので買いました。
ちなみに,税金関係は税理士さんの得意分野で,税理士さんに聞けばいいと思いますし,私もそうしてます。


【2品目】



















「聖☆おにいさん9巻」中村光著

もしイエスとブッダが今の人間界に降り立って普通の生活をしていたら…という常人には思いつかない発想の物語です。
絵を中心に展開される書籍なので読みやすく,さらにキリスト教や仏教の細かい成り立ちなども知ることができ,582円(税抜き)という価格にも関わらず,その読み応えは十分なものがあります。法律は関係ありません。


【3品目】



















「デッドマン・ワンダーランド13巻」片岡人生・近藤一馬

マンガです。




(まとめ)

何が言いたいかというと,目的を持たずに本屋に行くと,散在しちゃうよねって話です。
一応これは買いました。むしろ法人税法の本は本棚に眠るんじゃないかと思っています。

























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2013年8月15日木曜日

待っているのは性に合わない。

今日,法律相談センターの予約が入らなかったため,夜がフリーになりました。渡部です。


おかしいな,なんで予約が入らないんだろう。みんな困っていることあるはずなのに。世界はそんなに平和じゃない。何かの紛争があるはず。それなら弁護士会の相談センターに予約電話がきてもいいはずだ。

そんなことを考えながら折返しの電話を待っているんですけど,全然かかってきません。

おかしいな,なんで折返しの電話がかかってこないんだろう。あれ程「弁護士の在・不在に関わらず今日中に折り返してね。」と念を押したのに。あれかな,いつもの感じでやり過ぎたからかな,嫌われたのかな。

そんなことを考えながらこのブログを書いています。



まぁ,相談センターに予約が入らなかったということは,少なくとも今日の横浜市民の皆様に置かれましては心穏やかな日であったということが推認できるので,それはそれで良いことなんですけど,まぁそんなわけないですよね。


最近,よく叫ばれているのは,「弁護士事務所の敷居は決して高くありません」というキャッチフレーズです。

私の事務所のホームページ(自作)を作るときに,いろんな事務所のホームページを参考にするために見たのですが,かなりの確率でこのフレーズが使われています。

そう,弁護士事務所の敷居は高くないから,気軽に来て下さいね。相談センターの敷居も高くありませんからね。弁護士の敷居も高くありませんからね。



と言ったところで敷居を低く感じるわけがないことぐらい分かっています(キリッ)。


そんなにすぐに敷居を低く感じられるのなら世話ないです。

私は昔から,学校の教師,お医者さん,教授,弁護士など,「先生」と呼ばれる人種に対して全くおそれを抱かず,むしろ「どういうイタズラしたら面白いか」とか考える性格の人間であるため,何故弁護士の敷居が高く設定されているのかよく分からないのですが,経験上,「敷居が高いと感じる理由」がいくつかあるのではないかと思っています。

そこで,今日は,弁護士の敷居が低い理由を,根拠に基づいて解説したいと思います。



① 弁護士は同じ人間である。

大前提です。たまにこれを忘れている方がいます。

弁護士は学術的に分類するとホモ・サピエンスに分類されます。

私は弁護士5年目ですが,ホモ・サピエンスではない弁護士に出会ったことがありません。

ホモ・サピエンスは基本的に雑食ですが,共食いはまずしない生物なので,弁護士事務所に行ったからといって,急に食いつかれたり,啄ばまれたりということは絶対にありません。

その意味では,檻に入れられているとは言え,肉食動物であるライオン,トラ,鷹などが区域内に密集している動物園の方が危険性は高いです。

そう,すなわち,弁護士事務所は動物園より安全なのです。

ちなみに私のオススメの動物園はズーラシアです。


② 弁護士はふんぞり返っていない。

基本的に腰が低いです。何故なら弁護士業はサービス業に分類されるからです。

私もふんぞり返っていません。何故なら,ふんぞり返りながら法律相談をすると,相談者の顔を見るために首を前に曲げなければならず,首が疲れるからです。

中には「スーツを着て堅苦しいイメージを持っていました。」というお客様がいらっしゃいますが,よく考えて下さい,たいていの会社員は皆スーツを着ています。「スーツ=堅苦しい」という概念がまずおかしいのです。

弁護士はプライベートでは私服を着ています。何故なら,スーツはゆったりしづらいし,全裸だと警察に捕まるからです。

ちなみに,上記のお客様の感想は,事務所内を私服姿でうろついている私に対して発したものです。何故私が私服姿で職場を歩いているのかはお察し下さい。動きやすいからです。

③ 弁護士に聞くことは恥ずかしいことではない。

「そんなことも知らないのかと怒鳴る」「上から目線で指示をしてくる」「なんで分からないんだと叱り飛ばす」と言ったことは基本的にはありません。

基本的と申し上げたのは,ものすごい稀にこういう方がいらっしゃると聞いたことがあるからです(直接見た訳じゃない。)。

ただ,普段,近所の弁護士同士は仲が良いんですけど,私の知る限り,99.9%大丈夫です。

特に,「自分がこれを知らないことは,恥ずかしいことなのではないか,弁護士の先生にこんなことを聞くのは申し訳ないのではないか」という方が結構な割合でいらっしゃるんですけど,知らないことを教えるために弁護士がいるわけで,全く恥ずかしいことはありません。

むしろ,「無知の知」を自覚されている方に対し,弁護士は賞賛の眼差しを向けます。よくぞこの段階で来てくれた,と。もう少しで手遅れになるところだった,と。

はっきり言って,弁護士は法律を知っているだけであって,その他は特段の能力もございません。

たまたま聞かれた分野が自分の知っている分野であったというだけであり,そんなことで偉そうにしている人は弁護士失格です。

このことは,多くの弁護士が自覚しているところであり,弁護士だって,自分の知らないことは他人に聞いて解決したりするのです。

 ↓ 以下,お食事中の方以外で興味のある方は反転。

私,実は最近,これ,ひょっとしたら痔なんじゃないかという疑惑を持っておりまして,近々お医者さんに聞いてみようかと思っております。

でも,肛門科って,結構行くの恥ずかしいですよね。どうしよう。敷居が高いな。

これか!!


④ 弁護士事務所に行くことで,いきなりお金をむしり取られることはない。

さて,「敷居が高い」の意味を,私が③で理解できたところで,お金の話します。

よく勘違いされるのが,「弁護士に相談したらそのままベルトコンベア式に依頼しなきゃいけなくなってお金たくさんとられるんじゃないか」という誤った先入観です。

結論から言えば,弁護士に話きいてもらうだけなら30分5000円くらいです。

また,初回相談に限り,無料で聞くところも多いです。うちの事務所とか。

「相談した=依頼しなきゃいけない」なんてことはございません。

お医者さんと同じで,セカンドオピニオン的に,何人かの異なる弁護士に相談してみて,自分が一番気に入った弁護士に相談してもいいんです。

その場で依頼しなかったからといって,その弁護士が怒ることはまずありません。

また,後日「いろんな先生に相談してみたけど,あなたに依頼していいですか。」というのももちろんありです。弁護士的にはこれが一番嬉しいです。覚えていてくれたのね,という感じで。

一番良いのが,「相談しただけで解決できちゃった。」というパターンです。

これは紛争の初期状態に相談に来て頂けると起こりうるパターンで,相談者の方も,無駄なお金を払わず,紛争を事前に回避できる,ということもあり得るのです。

弁護士としても,依頼されなかったからといってまず間違いなく不満に思いません。

私の場合,

「先生,アドバイスのおかげでなんとかなりました。」
「おぉ!良かったですね。」
「すいません,相談料,本当にタダで良かったんですか?」
「えぇ,もちろん。」
「すいません,ありがとうございます。」
うん,だから,もし周りで困った人がいたら,『渡部って弁護士は良い弁護士だよ』って吹き込んでおいて下さい。
「ちょ(笑)先生,分かりました(笑)」

という露骨な営業活動をしているのでわかりやすいのですが,他の弁護士も同じ気持ちだと思います。




という具合に,弁護士の敷居は高くないよ論を極めて理論的に述べていたのですが,折返しの電話は結局来ないし,何より今日の法律相談センターの予約もやっぱり入らなかったので,しょんぼりしながら仕事して帰ります。









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2013年8月6日火曜日

何を書こうとしても営業ブログになる。

弁護士の仕事は書面作成である。弁護士の渡部源です。

ドラマのように法廷で尋問するのは刑事事件ぐらいで,民事事件ではそうそう尋問まで手続が進むことはありません。

しかもこの8月は,「夏期休廷期間」と言いまして,裁判官が交代で夏休みをとる時期なのです。

裁判官がお休みということは,当然裁判期日も開くことが出来ず,期日が入りにくい時期なのです。

というわけで,私はこの時期は地道な書類作成に勤しんでおりまして,最近法廷のピリピリした空気を感じていないなぁと思いながら,延々と「いつ終わるんだこれ」という書類作成に勤しんでおります。

最近の気分転換はトイレ掃除です。



まぁトイレ掃除の話をしても仕方ないので,なんの話をしましょうか。


この間,高校生模擬裁判選手権というものを見てきました。

私が見に行ったのは関東大会で,関東圏の高校8校が,犯人性が問題となる刑事事件を,本番の裁判員裁判さながら検事役と弁護士役に分かれて対戦するというそういうやつです。

実はこれ,先着300名までなら誰でも見ることができるものなんですけど,なんの予備知識がなく見ても,かなり面白いです。

実際の法廷で行われるんですが,東京地裁の一番大きな法廷の傍聴席が満席になるほど人が入ります。

その前で,高校生達が独自の視点で有罪無罪を争う白熱のバトル。みんなすごい真剣です。

試合後の講評で,審査員から「本職より本職っぽかったです。」という我々に対する悪口高校生に対する賞賛の言葉も飛び出る程,各チーム個性豊かな立証活動を行っていました。

みんな出場者の褒め言葉を言っていたのですが,未来ある若者達のために,敢えて今後の課題を述べておきたいと思います。



※注意
本ブログの趣旨は,私の息抜きにあります。
よって,本ブログに書いてあることは私が無責任に好き勝手言っているだけです。
真に受けてそのまま服用しますと,
・目眩い,吐き気,湿疹等の症状
・弁護士という仕事に対する憧れを失う
・敗訴の危険性
などが考えられますので,ご注意下さい。


① 人の記憶はめちゃくちゃ劣化する。

例えば,ある高校が「その日,出かける前に食べたものは?」という趣旨の質問をしていました。

事件当日の出来事を奇麗に整理しようとした良い質問だと思います。

ただ,例えばですが,私は昨日の夕飯何を食べたかすら覚えておりません。

実は私,神奈川から出場した湘南白百合の尋問の練習に付き合ってくれと言われ,被告人役をやり,「ナポリタン食べました。」とか適当に答えましたけど,よく考えたら1年くらい前のご飯のメニューを覚えている方が不自然です。

むしろ本当に覚えていたら気持ち悪い。その人が毎日ナポリタン食べていたら話は別ですけど,私の経験上,一週間全く同じメニューを食べ続けると精神が崩壊する(修習時代に経験済み)ので,たぶんそんな人いません。

記憶が劣化していないという意味で事件当時のことを聞くことはありますが,あんまり詳細に聞いても覚えているわけがないので,実務ではこういう質問は事案に応じて端折ります。


② 質問に抑揚をつける。

全校を見た訳ではありませんが,どの高校もすごい毅然として,凛として,堂々とした態度で尋問していて素晴らしかったです。

ただ,怖かったです。

実際に,ものすごい高圧的に攻めまくる検事さんはいらっしゃるんですが(褒め言葉),私は民事,刑事関わらず,優しく聞く派です。

もちろん甘っちょろい尋問をすると,証人もなめてくるので,メリハリはつけます。

尋問の目的は,「如何にして事実を聞き出すか」にあると思うんですけど,特に敵性証人は,こちらの意図する事実を話さないよう,身構えるんですよね。

だから,敵性証人だからと言って全て「懲らしめてやる!」的に攻めるのではなく,誠意をもって質問をしていき,「あれ?ここおかしいな?」というところを徹底的に攻めるとより効果的です。

これは尋問に限ったテクニックではなく,例えば,

「あなた,いつもお仕事お疲れさま。」
「お?どうした今日は(笑)」
「ねぇあなた,今週末,2人で映画を見に行きましょうよ。」
「あぁ,ごめん,今週末は仕事なんだ。」
「えぇ?この間もそんなこと言っていたじゃない。」
「そうだっけ?ごめんね。プロジェクトがさ,きつきつなんだよ。」
「何のプロジェクト?」
「お前に言っても分からないよ(笑)」
「例の部下の◯◯さんと一緒のプロジェクト?この間もそう言っていたけど。」
「あぁ,そう,そうだよ。」
「本当にそうなの?」
「ん?なんで?」
「答えて。本当にそうなの?」
「うん。そうだよ。なんで?」
「◯◯さんの奥さん,今週末,◯◯さんと一緒に熱海の温泉に行くんだって。」
「え…。あぁ,今週末は◯◯欠席だったっけかな。」
「あなた,◯◯さんと一緒のプロジェクトは本当にあるのね?」
「あるよ。あるある。」
「◯◯さんは,プロジェクトがきつきつなのに上司であるあなたをおいて旅行に行くのね?」
「………。」
「ところであなた,今,この会話,ボイスレコーダーに録音してるのよ。」
「え?」
「私はそこまでしなくていいと思ったんだけど,あなたの行動が怪しいと思って相談した弁護士の先生がね,そうしてみたらって…。」
「は?弁護士!?」
渡部先生っていうの(電話番号:044-589-3366,メール:genw140307@gmail.com)。」
「え?なに?どういうこと?」
「あなた,しばらくお暇を頂きます。」

といったように,ごくごく日常的な夫婦の会話でも応用が可能です。

どんなに速いストレートを投げても,打者の目が慣れてしまえば打たれます。緩急をつけましょう。


③ 実際に反対尋問をするとものすごい嫌われる。

高校生の皆さん,大変毅然として反対尋問をしていたので,私は感心しました。

私が高校生だった頃には,到底あんな尋問はできなかったと思います。

ただ,敢えて苦言を呈するならば,「キーとなる箇所をもっとネチネチ聞き込むべき」だと思います。

反対尋問は主尋問の後に行われるため,時系列どおりに聞き込む必要はありません。

おかしなところを徹底的に追及すればいいのです。

私は過去何回も証人尋問をしていますが,ネチネチ聞き過ぎるので,間違いなく全員から嫌われています。

これは尋問に限った話ではなく,例えば,

「お,おい,お前。お暇ってどういうことだよ。」
「…。(淡々と荷造り)」
「あれだよ,違うプロジェクトと勘違いしちゃったんだよ。今週末はもう一つのプロジェクトだったんだよ。」
「…。」
「なぁ,機嫌直してくれよ。」
「△△さん。」
「は?」
「△△さん。」
「な,なんだよ。」
「△△さん。知ってる?」
「あ,あぁ。会社の後輩の女の子だよ。それがどうした?」
「仲良いの?」
「いや,全然。お前疑ってるのか?違うぞ。単なる会社の先輩後輩の仲だぞ。」
「携帯のメール,見させてもらったわ。」
「…!」
「あと,この会話ももちろん録音しているわ。そうした方がいいって,
        ↑が言っていたわ。」

で,とどめです。


結局,高校生模擬裁判選手権の話にならなかった。


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2013年7月20日土曜日

チューター制度

皆様こんにちは。今日は真面目な話です。弁護士の渡部源です。


来月,他会の弁護士の先生方が,横浜弁護士会の「チューター制度」等の現状を聞きに来て下さるとのことで,若手会員支援制度に関する意見交換会が開催されることとなり,現職チューターとして私も参加することとなりました。

その場で思いついたことを話すつもりではあるのですが,実は尋問でも討論でも,予め頭の中で構成を練ってから臨むタイプの人間なので,せっかくですから,文字に起こして自分の考えを整理しておこうと思います。


チューター制度の概要は,2013年7月12日投稿でも触れたとおりですが,次のようなものです。

現在,弁護士業界は,修習(研修みたいなもの)期間の短縮化,法曹人口の激増に伴い,新規登録弁護士のスキル維持・向上が課題として挙げられており,また,法曹人口の激増により,新規登録弁護士が人的繋がりを築きにくい状況にあります。法的スキルは,単に教科書を読むだけでは身に付かず,多種多様な事件に触れることにより研鑽されるものであり,新規登録弁護士の「孤立化」は避けることは絶対的な命題なのです。

そこで,このような新規登録弁護士をサポートするべく,登録して間もない弁護士を会内の先輩弁護士がサポートする体制をとり,弁護士会としての質を向上するため,このチューター制度を作り出したのです。


本制度は,横浜弁護士会において,2011年1月より施行されておりますが,施行前の段階で,私は委員会のある先生に対し,本制度に対して明確に反対意見を述べていました。

理由は,「弁護士は職人である。人から教えてもらうのではなく,人の技術を盗んで成長するものである。」というものです。

「いや,でももう決まるから。」と言われ,「マジかー!会費の無駄遣いにならなきゃいいけど。」と言っていたところ,その1年後,別の先生経由でチューターの打診が来て,まさか自分がチューター講師料(ほぼ無償みたいなものですよ。)を弁護士会からもらることになるとは思いませんでした。

以下,現職チューターの持論です。


チューター制度の目標は2つ挙げられています。
①新規登録弁護士のスキル維持・向上
②新規登録弁護士の孤立化を避けること
この2点です。

チューター制度においては,必ず勉強会を開き,その後懇親会をやって親睦を深めます。

これを一年に5〜6回は行うように指示が出ています。

ただ,現職(去年もやった)の意見を言わせて頂ければ,これだけでは上記①及び②は到底達成不可能です。

弁護士業務は,勉強会を5,6回やっただけでスキルが上がるような簡単なものではありません。

また,5,6回懇親会をやっただけでそんな仲良くなるわけがありません。世間ではそれを「飲み友達」と言うのです。

ただ,私は,上記①及び②を達成するように勉強会と懇親会を開くよう指示した若手支援育成委員会を非難している訳では全くなく,むしろ,それだけでは足りない,ということを言いたいのです。

私は,弁護士というものは,登録したその初日の時点で,一人前の職人であるべきだし,そうでなければならないと思っています。

もちろん,経験が浅いため,分からない部分,処理に迷う部分というものはどうしても出てきますが,じゃあ誰かが親切に教えてくれるかと言ったら大間違いです。弁護士は有資格者(プロ)です。イソ弁だろうが企業内弁護士だろうが,有資格者(プロ)としての自負がない弁護士に仕事は来ません。

プロは仕事を教えてもらえません。なぜなら教えてもらうレベルにある相手もまたプロであり,それは商売敵であるからです。一時教えてもらえることがあったとしても,そんな時期はすぐに去ります。

従って,私は勉強会において,「教える」ということは一切していないつもりです。むしろ,「人の仕事の仕方を見て良いところを盗む方法」を教えているつもりです。

例えば,大学のような講義形式の授業をしては絶対にいけないと思っています。彼らはもうプロです。むしろ我々チューターと切磋琢磨するんだぐらいの気持ちを持って欲しいです。

とはいえ,どんな弁護士でも,自分が扱う案件は,少なくとも年に100件は超えるでしょう。年に5,6回の勉強会では絶対的に足りないのです。

他方,それ以上勉強会の数を増やすと,新規登録弁護士の本業に支障をきたすおそれがあります。これ以上は増やせないと思います。


話を戻すと,上記①は,チューターの1年間では絶対的に達成が不可能な目標だと思っています。

他方,上記②(孤立化を避ける)は可能だと思っています。

私は施行2年目という制度誕生の過渡期からチューターをやっていますが,2年目という「前例が固まっていない」時期にチューターになれたのは幸運でした。

前例がないので,私の好きなように制度を運用できました。

私がまず第一に考えたのは,自分の受持班を「家族」にすることでした。


私は独立前,家族のように接してくれる事務所で育ったのですが,ボスも,兄弁も,事務局も,みんな仕事のやり方を「盗ませて」くれました。

悩みも共有できたし,独立した今でも,あの事務所に籍を置けたことは幸せだったと思います。

目指すイメージは明確でした。ベテラン枠の先生は何でも知ってる厳格な「お父さん役」,中堅枠の先生は温和で相談しやすい「お姉さん役」,若手枠の私は「騒がしい長兄役」。

勉強会は,絶対にお通夜みたいな暗い雰囲気にしないようにしました。どんな高度な問題を出されても,誰かをいじって騒ぎました。正直,問題の答えよりもそこで一緒に騒いだことを覚えておいて欲しいです。

懇親会は,絶対に上の期の先生をいじりました。「下が上をいじる」というのは,一歩間違えれば礼を失することになるので,非常に難しいのですが,上手くハマれば,その場に大きな笑いも起きるし,何より,自分達も上の期の先生に気さくに話しかけていいんだという空気が生まれます。

礼儀を逸しない,ギリギリのラインを模索するのが難しかったのですが,昨年も本年も,ベテラン枠と中堅枠の先生が,私の「意図」をなんとなく察してくれているので非常にありがたいです。

また,必ず全員と話すようにしています。懇親会は特に何か悩みを抱えているときに話しやすい場なので,わずかな時間でも接することができるように心がけています。具体的には,酔っぱらったフリをして,席を頻繁に移動しています。

メーリングリストにおいても,何か質問がきたらすぐに返信するようにしています。私自身の愚痴も流すようにしています。


そうです。

擬似的でもいいから,半分騙されていると知っていてもいいから,一度「家族」になって,新規登録弁護士が,自分の事務所「以外の居場所」を作ってあげることが,チューター制度の最も肝心な部分だと思っています。

1年間でスキルの維持・向上はできませんが,1年間で「仲間」になることはできます。その仲間と作った「場所」は,今後自身が研鑽を積むためにきっと役立つと信じています。


今後本制度を採用する単位会は,チューターという制度は1年間で終わっても,チューターが離れた後,自分達が自立して研鑽できる場が生まれている,そんな中・長期的な試みにして欲しいと思います。



真面目な話を書きましたので,いつもの文章と異なり,フォントをいじくって遊んでおりませんが,私だってたまには真面目なことを書くのです。

今日は休日出勤にも関わらず来客キャンセルくらったから腹いせにたまっている書き物関係を全部済ませてるんです。









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2013年7月15日月曜日

気分転換に経営方針を考える男。

来客まであと4時間。弁護士の渡部源です。


皆様,この三連休はいかがお過ごしでしたか?

私は三連休なんて都市伝説だと思っています。

もうすぐ世間は夏休みですね。

私の夏休みはあるかどうか分かりません。


なんて言っておきながら,昨日はお休みを頂いておりました。ありがとうございます。

あれ観てきました。「真夏の方程式」。

東野圭吾原作の,「ガリレオシリーズ」最新作の映画です。

私,原作の大ファンでして,「真夏の方程式」は映像化されたらさぞかし美しいだろうなぁと思っていたら,予想どおり美しかったです。

前作の「容疑者Xの献身」よりも,「映像化」という面では成功していると思います。

文字なら「Xの献身」,映像なら「方程式」でしょうか。

ただ,真夏の方程式の原作は,とてもやるせない気持ちになると同時に,もう一度読み返したくなる構成になっているので,映画をご覧になられた方も是非原作を読んで下さい。

「容疑者Xの献身」で主人公は警察と距離を置くようになるのですが,「真夏の方程式」では,ある理由により,警察に協力します。

本作は,その「理由」というものが,胸を締め付けられるなんとも形容し難いもので,全てが分かったときに,主人公の行動の理由が全て分かるようになっております。

ネタバレしないように書いているつもりですが,本当にオススメなのでぜひ。むしろ原作を。




なんか普通のブログっぽい。


こんなの違う。こんなの他のブログを読めばいい。全然違う話します。

いつも申し上げておりますが,私,ブログ書くとき,何を書くか決めておりませんので,着地点がいつも分からないまま筆を進めております。これが気分転換のコツです。


最近私にも悩みがありまして,まぁたいした悩みじゃないんですけど,そもそもこのブログを始めた動機は,当事務所のホームページのアクセス数を増やすことにありました。

と,いいますのも,「渡部源」で検索をかけても,事務所のホームページにヒットしないんですよね。

そこで私が考えたのが,

①ブログやる
 ↓
②ブログのアクセス数増える
 ↓
③ブログから事務所ホームページのリンクへ飛ぶ人が増える
 ↓
④事務所ホームページのアクセス数が増える
 ↓
⑤「渡部源」で検索したらホームページが上位にヒットするようになる

という完璧な計画です。


で,この計画ですが,②と③の間で完全に頓挫しています。

アクセス解析を行った結果,どうも皆さん②で満足し,③のことをすっかり忘れています。

おかしいな,ホームページに飛ぶことは別に義務じゃないけど,ちょっとぐらい飛んでもいいんじゃないかな,あれかな,ブログをご覧になられている方それ自体が少ないからいけないのかな,もっと分母を増やせば,ホームページに飛んでくれる方も出始めるのではないかな。

というわけで,作戦第2弾,「ブログ村作戦」を発動しました。

気がついている方はほとんどいらっしゃらなかったと思いますが,このブログ,ちょっと前からこういうバナーを設置しました。

 ↓こういうの

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これは何かというと,「にほんブログ村」という,まぁ早い話がブログのランキングサイトというものがありまして,このバナーにクリックしてもらうとポイントが入り,ランキング上位に行く,そうすると人の目につくようになるのでアクセス数が増える,という商魂丸出しの計画です。

というわけで,にほんブログ村の弁護士ランキングに参戦した訳ですが,だいたい20位前後をうろうろしています。これは大変ちょうどいい順位です。これ以上アップすると余計なこと書けなくなるし,ダウンすると目立たなくなる,ちょうどいい順位です。

おかげさまでアクセス数も少し増えました。新規ビューアーが増えたようです。さぁ,②ブログのアクセス数が増えたというところで③ホームページのアクセス数が増えたかアクセス解析を行ったら,②と③の間が更に開きました。

完全に計画が狂っています。ブログがホームページの10倍以上のアクセス数をキープしています。逆だろ普通。




Google検索「渡部源」で,普通にこのブログがヒットするようになりました。
いつもご愛顧の程ありがとうございます。


ただ,ちょっと違う。私が望んだのちょっと違う。

よし,決めた。もっと露骨に誘導しよう。


というわけで,今日からこちらのバナーを追加しました。

クリックすると,事務所ホームページに飛びます。



このバナーは,Macのアプリ,「Art Text v.2」を使って,15分で作ったものです。
【Belight software.ltd Webサイト|Art Text のページ】
http://www.belightsoft.com/products/arttext/overview.php


すごい簡単に作れたはいいんですが,意図せず,ブログ村のバナーの約4倍の面積という圧倒的な存在感になってしまいました。

まぁ存在感がないよりかはいいやと思って,直す気はありません。

実は作る気もありませんでした。気分転換でした。

さて,仕事します。

2013年7月12日金曜日

弁護士になるための勉強より,弁護士として生きて行く勉強の方が100倍辛い。

外に出た瞬間に夏バテ。弁護士の渡部源です。


皆さん,熱中症には本当に気をつけて下さい。私は昨日,後輩弁護士の飲み会の会場に向かうだけで倒れそうになりました。


どうでもいいですけど,私,横浜弁護士会のチューターに選任されております。昨日の飲み会もチューター関連です。


ここでチューター制度についてご説明申し上げます。

現在,弁護士業界は,修習(研修みたいなもの)期間の短縮化,法曹人口の激増に伴い,新規登録弁護士のスキル維持・向上が課題として挙げられており,また,法曹人口の激増により,新規登録弁護士が人的繋がりを築きにくい状況にあります。法的スキルは,単に教科書を読むだけでは身に付かず,多種多様な事件に触れることにより研鑽されるものであり,新規登録弁護士の「孤立化」は避けることは絶対的な命題なのです。

そこで,このような新規登録弁護士をサポートするべく,登録して間もない弁護士を会内の先輩弁護士がサポートする体制をとり,弁護士会としての質を向上するため,このチューター制度を作り出したのです。


愛知県弁護士会が。


さすが愛知県弁護士会。そこにシビれる,憧れる。プロシュート兄貴,さすがです。

※私は育ちは横浜ですが,実は生まれは名古屋市です。たまに標準語と異なるイントネーションを発するのはそのためです。

※チューター制度にプロシュート兄貴は全く関係ありません。


で,この愛知県弁護士会が作ったチューター制度が評判良かったみたいで,横浜弁護士会がパクりました参考にして制度化しました。

具体的には,
・新人(登録1年以内)を10名1グループにして,
・ベテラン弁護士(キャリア20年前後),中堅弁護士(キャリア10年前後),若手弁護士(キャリア3〜5年程度)を各1名ずつ選出し,
・定期的に勉強会と懇親会を開き,新人にイロハを叩き込む。
というものです。

各グループの指導弁護士の方針により,勉強会の方法は様々ですが,私は今年チューター2期目なんですけど,かなりしっかりとした勉強会にしています。

実戦で即役立つものを満載にしているので,もう本当に新人から金を取ってやろうかと思うぐらいしっかりやっています(金は取っていません。)。

私はずっと良い意味での体育会系に身を置いていたので,「教える」という行為が好きらしく,私自身は楽しくやらせてもらっています。


さて。ここからが問題なんですけど。

このようなチューター制度なんですが,私が思っているだけなのかもしれないんですけど,指導弁護士の人選基準が謎です。

今,名簿を見る限り,指導弁護士に選出されている先生方は立派な先生方ばかりで,お会いしたことなくても「名前は知っている」という豪華メンバーです。

何が言いたいかというと,私だけすごい浮いている。

「またまた,謙遜タイムが始まった」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,昨年度のチューター打ち上げ会の際,全チューターが揃っている場で酔っぱらって正面壇上で飛び跳ねて得意のマイクを思う存分披露したんですけど,歴々の先輩方から中途半端な失笑を頂戴した上,まばらな拍手で退場するという安心と信頼の実績を残したので,浮いていることには間違いありません。

今から今年の打ち上げが怖くてなりません。


更に怖いのが,「最長で2期」といわれているにも関わらず,「チューターが楽しいから」という安易な動機で3期目のチューターを引き受けやがった引き受けて頂いた同期の弁護士が登場したことにより,「3期目もあるよ」という前例が生まれたことです。

ただ,この点は心配していません。

まさかこの破天荒弁護士を3期目に突入させた場合,それこそ横浜弁護士会の威信に関わる問題だと思いますし,万が一3期目の指名が来た場合には,今まで教えた新人達総勢約20名をおれの代わりに若手枠の指導弁護士として差し出す用意は整っているからです。


今回の投稿は,横浜弁護士会に対する牽制の意味合いを有しております。

フリじゃないです。いやほんと。

チューター自体は楽しく真面目にやらせて頂いております。

この投稿を見たうちの班の者は,心しておくように。












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2013年7月7日日曜日

川崎あるある

こんにちは。地元川崎密着型弁護士,渡部源です。


すいません,私の本当の地元は横浜です。

「出身は?」と聞かれたら「神奈川県」ではなく「横浜」と答えて鬱陶しいと言われる,例の「浜っ子」というやつです。

そんな私も川崎における弁護士生活5年目。そろそろ川崎の生活にも慣れてきました。

川崎の全国的知名度がどの程度か分かりませんが,横浜と東京の間にある政令指定都市です。

というわけで,ちょっと仕事も煮詰まってきましたので,息抜きに川崎のご紹介をしたいと思います。

あくまで「横浜出身」の「弁護士」である私の目線で紹介する川崎像なので,ご注意下さい。


【横に長い中に人がぎゅっと詰まっている】

川崎市は人口約150万人。

面積は142平方キロメートル。人口密度が高いです。

で,東西に長く,区が横に連なっている形になっています。

まぁ百聞は一見に如かずとも言います。私が川崎市全体の様子を絵で描きましたので,こちらをご覧下さい。




これはひどい。

自分の画力のなさに驚いてしまいました。

正直,もう少しいけていると思っていたんですけど,絶句してしまいました。

川崎市のページから画像を引っ張ってこようとも考えたのですが,著作権法上の問題をクリアできないとの判断から,仕方ないのでこの画像で我慢して下さい。


【川崎区と麻生区を横断する交通網を整備すべき】

これはまさに弁護士あるあるだと思うんですけど,川崎区や幸区にいると,麻生区が遠いですなんとかして下さい。

川崎には全国に誇る「南武線」という路線が走っているんですけど,多摩区にある「登戸」という駅を通過した後,麻生区を無視して東京の立川を目指し出すという暴挙に出るんで,麻生区役所等の法律相談に行くためには,登戸駅で小田急線に乗り換えなければなりません。

で,この小田急線というのが非常に優秀なんですけど,快速が結構な頻度で走っているんですよ。

麻生区役所の法律相談や麻生警察署に行った後,ちょっと疲れた状態で登戸に戻ろうとした際,ちゃんと表示を見ずに快速に乗ると,登戸に止まらず下北沢までノンストップ状態に陥るという軽いトラップが仕掛けられており,「なんで仕事があるのに下北沢にいるんだろう…。」と涙した弁護士は私だけではないはずです。

また,車で行くにも,夕暮れ時の府中街道が尋常じゃない渋滞を起こし,時間が読めないことが多いです。

これはなんとかして欲しい。


【ラゾーナの存在感】

「場所はどちらになるんですか?」

「川崎ですね。」

「最寄り駅はどちらになるんですか?」

「川崎駅です。東口の◯番出口を出て…」

「川崎駅…。あぁ!ラゾーナがあるところですね!ラゾーナ分かります!

そう,ラゾーナの反対側です!

反対側…?

このなんとも言えないやり取りは,誰でも一度はするはず。

なお,私は独立してラゾーナ側の人間になりました。

※官公庁や法律事務所はラゾーナの反対側に集中しています。


【川崎に対する愛が半端ない】

川崎に関わると,川崎に対する愛情が尋常じゃないぐらいわきます。

理由はちょっと分からないんですけど,横浜出身の私でさえ,川崎をバカにされたら怒ります。

逆に,横浜人は,横浜人であることを誇りに思いつつ,あまりそれを表に出しません。横浜をバカにされても華麗に流します。

川崎は熱いのです。


【川崎のことを愛している割には,「ほんちょう」と聞いたら「川崎本町」ではなく関内のことを思い浮かべる】

職業病です。


【川崎中央郵便局は休憩スペースを設けるべきだ】

個人的な見解です。


【川崎支部の裁判所のエレベーターに殺意を抱いたことがある】

私だけではないはず。


【弁護士会の相談のことを,最近ようやく「モアーズ」ではなく「NOF」と言えるようになった】

もうこの記事の需要が分からなくなってきました。


【川崎支部の裁判所に最近車で行くため,今年正面玄関を使っていない】

私だけです。

帰りもタバコを吸って帰るため,簡裁でコーヒー買って一服して帰ります。


【「東京と横浜という大都市に挟まれているから,とにかく事件の宝庫だ!」】

都市伝説です。

いったい私は何人の弁護士にこれを言えばいいんですか。都市伝説です。

贔屓目なしに,ものすごいハイレベルな切磋琢磨がなされている支部なので,来る方は本当に覚悟した方がいいです。

お客様はいつでもお気軽にお越し下さい(はあと)


なんだこの更新。いいや投稿しちゃえ。

きっと疲れている。










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2013年7月5日金曜日

ExcelとWordの両方の良いところを兼ね備えたものってないのかね。

昨日の投稿だけアクセス数が10倍もあって怖い。弁護士の渡部源です。


なんでだろう。特に面白いことを書いたわけではないのに。

何これ怖い。ストーカー?ストーカーなの?ネットで集団ストーカーってどういう仕組みなの?サイバー攻撃なの?とりあえず文章がむかつくからサイバー攻撃なの?


ただ,これはどう考えてもサーバーが絶対ダウンしないアクセス数なので,とりあえず放置します。


「最近ブログの更新頻度高くないか」と思っている貴方。

大丈夫。私,自分で気がついていますから。

基本的に,このブログは,私の集中力がゼロになったときに,気分転換で書いているんですけど,実は最近忙しいんです。

ずーっとパソコンに向かってカタカタカタカタ文字をうっているんですけど,法律関係の文章って,なんか小難しいので,だんだんゲシュタルト崩壊してくるんです。

だからこのブログみたいに気楽に書ける文章は,頭のスイッチを切り替えるのに役立つし,内容も全く頭使ってないし,何より文章を読み直さなくていいし,誤字脱字がいっぱいあっても別にいいんです(言い訳)。


今日は後見のお話をしましょう。

なぜなら今,後見の報告書を泣きながら作っているからです。

「後見」って聞いたことありますか?

法律上は,「精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況」(「状況」じゃないです,「常況」ですよ,受験生の皆さん。)にある方は,ほとんどの法律的判断ができないので,代わりに法的判断をしますよ,というのが後見人です。この説明では,正確に言えば「成年後見人」です。

「未成年後見人」というのもあります。「保佐」(補佐じゃないですよ,受験生の皆さん。),「補助」というのもあります。

ここら辺の詳しい話を始めると,本が一冊書けてしまい,私は印税生活を送ることになるのでどうしましょう,そうだこうしましょう。
【裁判所|後見Q&A】
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/koken/koken_qa/index.html

さすが裁判所ですね。私が知る限り,リンクフリーで最も詳しく制度の説明が書いてあるのは,やはり裁判所です。興味がある方は読んでみて下さい。私の事務所のホームページよりも詳しいです。

というか私の事務所のホームページには書いてありませんでした。
【渡部法律事務所|業務内容】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/watabelaw/du_bu_fa_lu_shi_wu_suo/ye_wu_nei_rong.html

このホームページは自作です。私はネットの知識が皆無の状態からこのブログやらホームページやらを作っており,事務所のホームページもよく見ると毎日毎日細かいところが変わっていたりする,なんか怖い話にありがちな状態なので,近いうちに業務内容のページももっと充実することでしょう。


さて,後見に関する説明を裁判所のホームページに丸投げしたところで,じゃあ後は何を話すんだというわけですが,親族後見事案(ご親族が後見人になっている事案)でも,弁護士後見事案(弁護士が後見人になっている事案)でも,共通してやらなければならないことの一つに,「年に1回の財産目録の提出」があります。

簡単に言えば,ご本人の年間の収支を計算し,財産状況を裁判所に報告しなければいけないのです。

書式は,後見人に就任した際,裁判所から紙媒体の雛形をもらえるのですが,実はダウンロードもできます。
【裁判所|横浜家庭裁判所|裁判手続を利用する方へ|手続案内|後見申立等】
http://www.courts.go.jp/yokohama/saiban/tetuzuki/kasaikouken/index.html

神奈川全域は,この書式を使っていると思うので,もらった雛形をなくした方は,こちらからダウンロードして下さい。


ところで。

この年間の収支報告は,「1年に1回だからそんときやればいいや♪」と思っていると大変なことになります。

どの程度の正確さが求められているかは考え方の違いがあるかもしれませんが,私の場合,少なくとも,通帳に記載されている金銭の出し入れは全て正確に説明できなければいけないと思っています。

従って,1年分をまとめてやろうと思うと,死にます。

私自身,現在複数人の後見人をやっていますが,「人数×1年間の金銭の動き」を全部覚えていられる訳がありません。

そのため,まめに出納簿をつける必要があります。まぁこの辺は人によってやり方が多少変わってきますが,私の場合,全部Excelのデータでまとめるようにしています。

たまにお客様からの相談で,この財産目録について質問をされたりします。

まぁもちろん「まめに出納簿をつけてね」「支出で迷ったら裁判所に相談してね」としか言えないのですが,個人的にオススメなのが,こちらです。
【裁判所|東京家庭裁判所|j裁判手続を利用する方へ|後見サイト|選任後の手続】
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/koken/koken_senningo/index.html#shorui

先程の横浜家庭裁判所の書式集は,全てPDFファイルで保存されており,これに記入するためには,PDFファイル書込みソフトを用いるか,紙に印刷して手書きするしかありません。

そうすると,1年分の出納簿電卓でたたいて書くから計算ミスが生じたり,Excelで出納簿をつけていても,いちいち書き直さなければいけないので非常にめんどくさいです。

この点,東京家裁の書式は,PDFファイルだけでなくExcelとWordでもダウンロードできるようになっており,少しパソコンを使える人なら,断然作業効率が上がります。

なお,書式がちょっと横浜家裁管内のものと異なっておりますが,私はあまりそういうのは気にしないタイプなので,ガンガン使っています。

要は,「必要なことが全て網羅されているか」「見やすいか」に尽きるのです。

何ならこの東京家裁の書式をさらに自分で使いやすいように変えたり,横浜家裁の書式に似せたりして,独自の書式を裁判所に出しています。

今のところ,怒られたことはありません。

だから大丈夫だと思います。


さて。

そんな,親族後見人の方も大喜びな情報を提供した本日のブログの結びですが,630円について語って終わりたいと思います。

分かった。これは振込手数料だ。

どうしてもこれだけ分からなかった。なんだこれは。この630円は何だ。そうか,この日,窓口振込みより現金ATM振込みの方が210円安くなることに気がついて,ここだけなんかそんな感じで振り込んだんだ。

これがずっと分からなかった。

2滴ぐらい泣いた。



(以下余談)

なんか,最近,「弁護士が被後見人のお金を横領!」みたいなニュースが流れたじゃないですか。

不思議に思うんですけど,あれ,なんで今まで明るみに出なかったんですかね。

毎年財産目録出さなかったのかなぁ。

あ,これは確信して言えますが,大多数の弁護士はクソ真面目に後見業務をこなしています。

と言いますのも,弁護士後見事案というのは,家庭裁判所から就任の打診をされて選任,という流れになるんですけど,ここでのポイントは,裁判所から信頼されている弁護士しか打診されないというところです。弁護士が誰でもやっている訳ではなく,きちんと実績と能力を見て打診がなされています。

今は少子高齢化の流れですから,今後後見事件はますます増えるでしょう。

と,言うことは,弁護士供給過多のこのご時世,後見事件はきちんとやらないと次の事件はもう打診は来ないというのはどの弁護士も共通して認識しているところであり,どの弁護士も共通して「あれ?この630円ってなんだ?」と血が逆流して寒気を感じたことがあるということです(推測)。


メモのし忘れには注意しましょう。いや,本当に良かった。




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2013年7月4日木曜日

裁判官も高校生も笑えるジョークを考えています。

今日は一日引きこもり。弁護士の渡部源です。


皆様こんにちは。今日はずっと,「お金払って」とか「お金払えません」とか電話したり手紙出したりして一日が終わろうとしています。なんだこれ。

よく,ドラマとかの影響か,「裁判とかいっぱいあって大変ですよね。」と言われたりするんですけど,まぁ,本当は裁判よりも裁判の「準備」の方が大変なんです。

どういう風に大変なのかということを話し出すと,なんか小難しい話になり,弁護士のブログっぽくなるのでやめます。



まぁ要するに,裁判に出ることなんて,弁護士の仕事のほんの一部分なんですよ,ということです。

一口に弁護士と言っても,本当に様々な分野で活躍している方がおりまして,私のようないわゆる「町弁(町医者みたいなもん)」から,企業法務に特化している方,果ては企業内弁護士(会社員として弁護士スキルを役立てている方)まで多種多様です。それこそ,「企業法務頑張っているので法廷に出たことがない」弁護士だっています。


さて。

今日のお話は委員会の話でもしましょうか。

弁護士会には,「委員会」があります。

「今日委員会でさ」と妻に言ったら「は?委員会?弁護士にそういうのがあるの?」というさみしいリアクションされたことは私の記憶に新しいんですけど,まぁ普通はそういう認識ですよね。

ちなみに,私は小学校の頃は学級委員(運営委員とかいう名前だったか?)をやっていましたが,中学生頃から積極的に体育委員になるようにしていました。

理由は体育祭のとき以外仕事をしなくていいからです。

体育祭でも仕事をしていた記憶がないので,本当に何をしていたのかさっぱり分かりません。

話を戻して,弁護士会の「委員会」のお話をしますと,弁護士法のうんたら条(よく分かっていない)に基づいて,弁護士は社会正義とか公益とか実現しなければならないので,弁護士みんなでいろんな委員会を作って,市民の皆様のために奉仕しようという発想です(たぶん)。

どういう委員会があるかというと,説明するとめんどくさい長くなるので,こちらをご覧下さい。
【横浜弁護士会・委員会一覧】
http://www.yokoben.or.jp/profile/gaiyou/list/index.html


え?こんなあるの?(本音)

それはさておき,これらの委員会は,だいたい本部の関内で開催されることが多く,川崎に事務所がある私は,あまり委員会に出席できていません。

ちなみに私は法教育委員会というところに配属されており,日夜,法教育のために全身全霊を賭しております。

ところで,法教育ってなんですか?

いや,「法教育」の定義ってすごい難しいと思うんですよ,真面目な話。

一般的に,「単純に法律のことを教える」という意味合いを越えて使われている(ような気がする)ので,どうすれば分かりやすく説明できるのか工夫してみたらめんどくさかったので長くなるのでこちらをご覧下さい。
【法教育フォーラム。法教育とは何か】
http://www.houkyouiku.jp/about.html

分かったような分からないような感じで構いません。そんな感じです。大事だってことだけ覚えておいて下さい。


そんな法教育に造詣の深い私は,残念ながら委員会に出席できない代わりに,出来る限りのお手伝いはしようと去年あたりから心を入れ替えて頑張っております。

例えば,こちらをご覧下さい。
【法政大学第二中・高等学校|法学部クラス|詳細】
http://www.hosei2.ed.jp/shs/lastterm/law/201302/20130206000000820.html

ページの一番下の方で,腰に手を当てながら,観客いじりをしているのが私です。

委員会から,「ちょっと弁護士の仕事に関して講義してきて」と言われて行ったのですが,当然,私は法教育のことがよく分かっていない造詣が深いので,最低3つは笑いをとってこようと意気込んで行ったら10個以上の笑いがとれたので,非常に楽しかったです。



で,そんな私に,ある日,同期の弁護士からメールが来ました。

H先生「サマースクールの座談会のパネリストをやって下さい。」

とりあえず,単語が一つも分かりません。

私「サマースクールって,中高生とか対象に夏にやる法教育のやつ?」

H先生「はい。」

私「座談会のパネリストって,要するになんか聴衆の前で喋れってこと?」

H先生「そうです。裁判官と検察官と一緒に話してもらいたいんですけど。」

私「あのさ,おれさ,ただでさえ弁護士会的にアレなのに,裁判所とか絡んじゃったらもっとアレじゃないかな,人選ミスってないかな,そこら辺ちょっと検討してくれ。」

H先生「分かりました。」

〜1週間後〜

H先生「その後,チーム会議で厳選なる審査を繰り返し重ねました。」

私「そんな審査を重ねられるような期間空いてないよね。」

H先生「その結果,弁護士会から送り込む刺客としては,渡部先生が適任だろうとの結論が揺らぐことはありませんでした。」

私「刺客って何を目標にしてんだお前らは。



というわけで,告知です。
【渡部法律事務所・お知らせ】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/watabelaw/du_bu_fa_lu_shi_wu_suo/o_zhirase/entori/2013/7/3_Day_of_longboarding.html


なんかサマースクールというものに出ることになったようです。

で,聞くところによると,この座談会は今年からの企画らしくて,その一発目の人選としては絶対あってはならないことをしたと今でも思っているんですけど,なんか決定事項らしいです。

とりあえず,私が委員会に欠席しているため,未だに何を話せばいいのか具体的な指示が出ていないんですけど,とりあえずいつも通り喋れば大丈夫と言われていますし,近々打ち合わせもあるみたいです。


あと,部会から出ている指示としては,
・裁判や仕事のこと話すこと。
・裁判官,検察官と弁護士との存在感の違いを見せつけること。
という無理難題が出てるんですけど,これ本当に法教育委員会の総意なのか分からないので,今度委員会出ようと思います。



以上,弁護士はこんな仕事もしているんだよコーナーでした。




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2013年7月2日火曜日

オシャレの話。

皆様こんにちは。弁護士の渡部源です。


先程,裁判所から,「集会資料の件,裁判官からOKが出たので,この部分だけ埋めて,原本を提出して下さい。」という趣旨の連絡が来ました。

焦りました。

「明日以降でもいいですか。」

「全然いいですよ。」

セーフです。



ところで,全然話が変わるんですけど,よくお客様から「裁判所には何を着ていけばいいのですか?」という質問をされることがあります。

一番最初にこの質問をされた若かりしころ,真顔で「服。」と答えたのは良い思い出ですが,要は裁判所という場所は敷居が高いので,「やっぱりスーツじゃないと」とか「仕事着だとマズいかな」とか考えちゃうんですよね。

まぁ,弁護士に依頼しているけどご本人が裁判所に行かなきゃ行けない場合って,調停だったり,尋問だったりするわけですけど,別に裁判所は穫って食おうとするわけではないので,常識的な服装だったら何でもいいと思います。

ただ,私の場合,スーツがあるんだったら,スーツが無難ですよ,私服ならおとなし目のデザインにして下さい,と言ってます。

いや,別に私服でも構わないんですが,調停にしろ尋問にしろ,そこで物事を見る,聞く,判断するのは,所詮「人間」な訳で,どうしても視覚的な「先入観」ってあると思うんです。

そこで,リスク避けたいのであるならば,無難な服にしておけば,とアドバイスします。

「じゃあ先生,今日のこの格好はどうですか?」と聞かれることもありますが,法律事務所に着てくる服と裁判所に着ていく服が違うって,うちの事務所の敷居をどんだけ低く見積もってんだと思いますが,それは嬉しいことなので,「それで大丈夫です。」と答えています。たまに,「そのジャラジャラしたやつ外した方がいいです。」ぐらいのアドバイスはします。



ところで,また話が変わるんですけど,私,たまにお客様から「お洒落ですね。」と言われることがあります。

「そんなことないですよ。」

「いやいや,そのメガネとかすごい似合っていますよ。」

このメガネは,川崎駅西口のラゾーナの中にあるメガネ屋さんの店員さんに,「一番女性にモテるメガネを用意して下さい。これですか。(試着せずに)いくらですか。」と言って買ったものです。

そうです,私は美的センスが残念なぐらい欠けている人間なので,基本的に服を買いに行くときは,馴染みの服屋の店員さんに「いつもの感じで」とだけ告げて,全部みつくろってもらいます。買い物の平均所要時間は10分前後です。


そうです,私はお洒落に疎いのです。

そんなお洒落に疎い私でも,服装に関して一つのこだわりがあります。

それは,スーツが嫌い,です。

何が嫌いって,動きにくい。私は真夏にサンダル,サッカーのハーフパンツ,サッカーのユニフォームを着て出勤することがあるのですが,この組み合わせの機動力,過ごしやすさは凄まじいものがあります(元サッカー部)。


「スーツじゃなかったら,お前普段仕事で何を着てるんだよ。」とよく言われるんですけど,私,たぶん,週の半分ぐらいはスーツで,半分ぐらいは私服です。

スーツを着るのは裁判所の期日が入っているとき,来客があるときで,一日事務所で仕事したり,銀行等外回りするときは,スーツが嫌いなので私服で過ごしています。

外回りもなく,一日事務所で起案をする日は,サッカーのユニフォーム姿で仕事をしています。



今日はユニフォームです。私は車通勤なので寝癖も直していません。今日報告書を出せと言われたら普段の私がバレるところでした。


1回,スーツを事務所に置いておくという画期的な技術を思いつき,それを実行したところ,スーツはあるけど革靴がなくてサンダルしかないという状態に陥ったことがあり,仕方ないから私服・サンダルで裁判所に報告書を出しに行ったことはあります。怒られませんでした。

さすがに法廷では必ずスーツですが,私は「ネクタイ」というものの存在理由を合理的に理解できない,なぜ敢えて人体の急所部分を絞めるのか,あのブランブランしている部分をぎゅっとされる危険性を考えたら,なぜ敢えて弱点を作るのか,由来は装飾品という説があるらしいけど,法廷という厳粛な場で装飾品をつけて行ったら逆に失礼なんじゃないか,という屁理屈に基づき,基本的に法廷でもノーネクタイです。年中クールビズです。





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2013年6月30日日曜日

借金関係の相談は無料で行っている事務所が多いので躊躇せず即電話をするといいですよという話。

日曜日も楽しくお仕事。弁護士の渡部源です。こんにちは。


週明けに出そうと思っていた債権者集会の資料がようやく出来上がりました。

明日,ドヤ顔で裁判所に提出しようと思います。

特に今日もお話しすることがないんですけど,こういうブログって継続していかないと意味がないので,書けるときに書いておこうと思います。

ちなみに私,夏休みの絵日記とか,9月に入ってから書いていました。

天気が分からないもんだから,2個下の弟の日記をカンニングするという荒技を披露したりしていました。

元がこういう性格なので,できるだけ気付いたときにブログを書きます。

ちなみに,弟(現在30歳)は,今でも日記をカンニングされたことを知らないと思います。



さて。貴重な日曜日に出勤して作ったこの債権者集会の資料,要するに何かというと,破産した人の財産状況等を調査した結果の報告書,というものです。私,管財人。

だから今日は破産の話でもしましょう。




どうしよう,破産に関して特にネタがない。


えーっとですね,破産事件の大まかな手続は,

①弁護士介入(同時に支払ストップ)→②依頼者の財産調査→③裁判所に申立て

という流れになります。

で,更に細かな流れとかは他の法律事務所のホームページを見ると詳しく載っているので,そっちを見たらいいんじゃないかな。

もちろん,当事務所にお越し頂ければ,鬱陶しいくらい細かく説明しますが,ここではスペースの都合上省略します。

で,破産を申し立てる際,弁護士として気をつけているランキング第1位は「債権者名簿に漏れがないか」ですが,第2位は上記②の「依頼者の財産状況の調査」です。

細かな話は全部省略しますが,簡単に言うと,ズルをすると借金はチャラにならないと思って下さい。

ズルというのは,財産隠しや,借金先を一部秘匿していたりとか,破産すること分かってるのに一部の借金先にだけ内緒で支払いを続けていたりすることです。


ところで,一般的に,「破産」というものはネガティブな印象を持たれているようで,相談者の方も,なかなか口が重いことが多いです。

破産というのは,もう返済が無理になってしまった人の生活状態を再建させるというポジティブな側面もありますので,気にしないで気にしないで,私しょっちゅう破産させてるから,もう二度と借金しなければいいんだから,なんて思ったりもします。債権者の皆様,申し訳ございません。


話を戻しまして,上記「ズル」をしても,借金をチャラにできる場合があります。裁量免責というものです。説明するのがめんどくさいスペースの問題があるので,気になる方は弊所までご相談下さい。

で,問題は,破産というものに後ろめたさがあることも相まってか,この「ズル」を弁護士にも隠す方が中にはいるということです。

これ,やめて下さい。

と,言いますのも,裁判所に申し立てる前であれば,きちんと事実関係を整理して,ありのままを裁判所に報告すれば,お咎めなしで終わる場合もあったのに,裁判所に申し立てた後に「ズル」が発覚すると,もう大変なことになります。

こちらとしては,そのような事態にならないように注意して財産状況の調査をさせて頂いているのですが,味方である弁護士にウソをつくと,後々弁護士がフォローしきれない場合が出てきます。

そして,「ズル」は100%バレるということも覚えておいて下さい。

私は裁判所から依頼を受けた「破産管財人」という立場で,破産者の方の財産状況をチェックしたりしています。

他方,申し立てる場合にも,「裁判所から見たら」「管財人から見たら」という観点は常に持って申立てに臨みます。

やり方は企業秘密なので申し上げられないのですが,ある程度の資料があれば,30分でズルを見抜けます。

私の大事なお客様です。お客様を糾弾するようなことはしたくないんです。あなたのためなんです。後でバレたら大変なことになるんです。だから今話して下さい。

「私に何か言うことはありませんか…?」

「…ないです。」

「ここを見て下さい。」

「…。」

「やりましたね?」

なんだこの昭和の取調べみたいな空気は!カツ丼食べますか!?

この雰囲気が嫌いなんで,なるべく全部包み隠さず話して下さい。話すと楽になります。



余談ですが,少なくとも私がいる川崎の弁護士の先生方は「ふんぞり返って高圧的な」先生はいません。安心して相談していいと思います。

また,最近は,「借金の相談に関しては,相談料無料」という事務所が急増しているので,何件か相談にいって,気の合う弁護士を見つけるのも一つの手だよ,と,役所の相談とかでアドバイスしています。

弁護士事務所は,まだまだ敷居が高いと言われていますが,私が知る限りそんなことはありません。

私が少し前に遊びに行った横浜のデカい事務所は,敷居が高いどころか,敷居の高さが全くないバリアフリーでした。
ソファーもふかふかで居心地が良かったです。

皆さん静かに仕事をたんたんとしていらっしゃって,「うわー!でけー!なんすかこれ,本棚動くんすか!秘密基地みたいっすね!」と1人で大声を出している私のことを誰も咎めませんでした。


あっ,うちの事務所はもっと敷居低いですから安心して下さい。

ただ,うちの事務所はうるさいです。

主に私が1人で歌っています。

最近はケツメイシを歌っています。










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2013年6月28日金曜日

当事務所の特徴について。

皆様,こんにちは。弁護士の渡部です。

今日は朝から被後見人の方の入院費の支払いやらで銀行をまわり,帰ってきてお手紙をいっぱい書いて,ようやく一息ついたところです。

被後見人の方々が一気に体調を崩されて慌てました。暑くなってきましたからね。皆さんもお身体はご自愛下さい。


さて。

昨日からひっそりとこのブログを始めたんですが,やりました,アクセス数が3桁超えてるよ!あ,私だけアクセス解析できるように設定してあるんです。

で,事務所のホームページのアクセス解析もしたんですけど,このブログからホームページに飛んだ人はゼロでした。



1人ぐらい飛んでよ。



と,言う訳で,今日は強制的にホームページのアクセス数を増やすために,今日は本文中にホームページへのリンクを貼るという画期的な方法を思いついたので,それを実戦します。今思いつきました。



よく,お客様から,
「先生の得意分野はなんですか?」
「先生の専門はなんですか?」
というご質問を受けます。
たぶん,この質問はどの弁護士も受けたことがある質問だと思います。

それではお答えしましょう。こちらが当事務所の取扱業務内容です。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/watabelaw/du_bu_fa_lu_shi_wu_suo/ye_wu_nei_rong.html

はい,極めて自然な流れで事務所ホームページに移動させるスキルを発揮したところで,業務内容をご覧頂きました。

この業務内容のページは1時間くらいで作りました。忌憚のないご意見をお待ちしております。

なお,「ページ全体が,なんか白い」という苦情は,当人も気がついておりますので受け付けておりません。



さて,話を戻しまして,私の専門分野はなんなのかということ,業務内容をご覧頂いたとおり,正直よく分かりません。

東京の方だと,例えば「渉外系に特化している」とか「企業系に特化している」とかあるのかもしれませんが,私の場合,いわゆる「町弁」と呼ばれている部類に入ります。

「町弁」は,地域住民の方々の悩み全般を引き受け,「おう,わしが面倒みてやりますわ。なんでも相談してくれ。」というものだと思っています。

私は弁護士5年目ですが,本当にいろいろな事件をやらせて頂いているので,果たして自分がどの分野に特化しているのかさっぱり分かりません。

裁判員裁判も経験済みです。

億単位の負債を抱えた会社の管財事件のお手伝いもしたことがあります。

実際に,裁判所から管財事件を依頼されたりもしています。

後見人もやっています。

離婚事件も交通事故事件もやっています。



でも,弁護士を選ぶ側からすると,「うちはこれに強い!」と謳っている方が,相談先を選ぶときに迷わない,という話を相談者の方から聞いたこともあります。

ただ,私,すごい思うんですけど,「うちはこれに強い!」って謳っている事務所ってすごいと思うんですよね。

私は奥ゆかしい人間なので,いや,自分より強い人いるんじゃないか,井の中の蛙なんじゃないかとか思っちゃって,そんなだいそれたこと言えないんですよ。

でもどうしよう,このご時世,もっと自分に自信を持たなきゃ行けない。何にしよう。何に強い事務所にしよう。

「物理的に強い法律事務所!」

なんか違う。むしろか弱い体形している。

「口喧嘩に強い法律事務所!」

これだ。負けたことがない。


そろそろオチを考えなきゃいけないとは思っているんですが,全く思いつきません。

ところで,自分はいったいどの分野を主戦場にしているんだろうと思って,手持ちの事件の統計をとってみたら,裁判所事件(裁判所から依頼される事件)の割合が結構大きいということが判明しました。

このふざけたブログを裁判所が見ていると思ったらゾッとします。

仕事で評価して下さいお願いします。


(私信)
来月の債権者集会の集会資料は週明け出します。
意見書が結構なボリュームになっておりますが,ほとんどがデータの統計を紙媒体にしたものなので,許して下さい。
集会資料は必ず納得のいくものをご用意致します。










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2013年6月27日木曜日

渡部法律事務所です。

皆様,こんにちは。

初めましての方は初めまして。

そうでない方はご無沙汰しております。

弁護士の渡部です。


以前,同名のブログを書いていたことがありましたが,自身で新たに事務所を設立する等の経緯があったため,しばらくブログをお休みしておりましたが,基本的に文字を書くことが好きなので,また始めてみようかな,と思います。

ただ,どのようなブログにするか,全く方向性を決めておりません。

前ブログでは弁護士らしからぬ内容になっていた気がしないでもないので,その点だけ注意していこうと思います。

また,当ブログは完全不定期更新です。平気で数ヶ月放置することもあると思いますので,更新がなくても元気に生きていると思ってください。

皆様のお暇つぶしになれば幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


さて,私は2012年5月16日,「渡部法律事務所」を設立し,弁護士として活動しております。

「渡部法律事務所」という看板のとおり,私は所長です。



構成員は私のみです。だから私が所長です。



他の弁護士はもちろん,事務員もおりません。

ようやく新事務所が軌道に乗ってきたかな,という状態です。

人件費なんておそろしいもの見たくもありません。

「弁護士はお金持ち」というのは都市伝説だと思って下さい。

所詮は独立したばかりの自営業者。まずはコツコツと地道な努力をしていかなければならないのです。

ただ,事務員がいないということは,電話に出る人間が私だけということになりますので,自動的に,私が裁判,法律相談,外出している間は留守電になりますのでご容赦下さい。



ここまで書いていて思ったんですけど,こういうブログをやる意味って,正直なところ,集客を狙ったり,自身の事務所のホームページのアクセス数を増やしたりとか,プラスの目的があるものじゃないですか。

いきなり「うちはマンパワーがない」とか弱点を公表して何を考えているんだ私は。


別にいいや。そんな人間です宜しくお願いします。

まぁ,自分で事務所のホームページ作った(所要時間3時間)ので,このブログにさりげなくリンクを貼り,ホームページのアクセス数を増やしたいという黒い動機があるのはまだバレていないと思いますので,今後とも宜しくお願いします。

ご依頼はメールで頂けるとすぐ返信します。



あと,仕事もあるし,飽きたらこのブログ突然やめるかもしれませんが,生暖かい目で見守ってあげて下さい。









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