2015年3月20日金曜日

弁護士として思うこと。

「人間は一人では何もできない生き物である。」by私

みなさんこんにちは。一人事務所の所長こと私です。



全然話は変わるんですけど,最近,「他の弁護士に相談(または依頼)しているんですけど,先生(私)に少し相談してもいいですか?」という案件が立て続けにきています。

はっきり言いますが,このような相談が来るのは私が優れた弁護士というわけでは全くなく,広告宣伝費を全くかけず,お客様の紹介とかで細々とご飯を食べるという怠慢な経営努力により,こういった類のルートで私のところに来ていただくお客様が多い,というだけの話です。


よくわかんないけどお客様の方は気にしているようなので,毎回説明するんですけど,なんか毎回説明するのもめんどくさくなってきたので,試しにブログに書いてみようと思います。





基本的に,上記のような質問をされた場合,私はこう答えています。




「え?良いよ?」




あと,たまに,「実は先生のところに相談した後,他で相談してみたんですけど,また先生に相談してもいいですか?」という質問もあります。で,こう答えます。




「え?良いよ?」




もちろん,利益相反等,弁護士倫理上,相談自体が受けられないパターンもあるので,その場合にはお断りしますが,そうじゃなかったらたいていこう答えています。


たぶんですけど,お客様の側は,一度弁護士に相談しておきながら,その弁護士のことを信用しないで他の弁護士に聞いたというなんかある種の「罪悪感」みたいなものがあるのでしょう。「裏切った」的な。「浮気した」的な。


そんなことを感じる必要は,全くない。


私はよく,「弁護士は医者に似ている」と例えます。


例えば,自分が何か病気にかかり,お医者さんに行ったら,「手術しかないわー。この手術超痛いわー。」とか言われたら,絶対,他のお医者さんの意見も聞きに行くじゃないですか。

で,そのお医者さんが,「手術しなくても,投薬で散らせるかもしれない。リスクはあるよ。」とか言ったら,選択肢が増えるじゃないですか。

それと同じです。

お医者さんの場合,自分の命や身体が危険にさらされているので,自己防衛本能から,なりふり構わず生き残る術を探していると思うんですよね。当然だし,当たり前だし,至極普通のことだと思います。



でも弁護士の場合も一緒のはずです。



人が弁護士に依頼をするのなんて,人生でそう何度も無いはずなんですよね。

要は弁護士のところに来るお客様は,人生のターニングポイントに立たれているわけで,先ほどの手術の場合と同様,「どのような医者(弁護士)に頼むか」「どのような施術(手続)を選択するか」,慎重に判断すべきだと思うのです。

お医者さんの場合と同様,法的問題が生じた際は,セカンドオピニオンを受けて責められることは何もないと思います。セカンドどころかサードオピニオン受けたっていいと思います。



私は法律は「道具」だと思っています。

「道具」は使い方を守れば,自分の利益を守れるかもしれません。逆に,使い方を誤れば人を傷つけることがあります。お医者さんの「メス」と同様です。

我々弁護士は,国家試験で「道具(法律)の使い方」を学んでいます。

しかし,同じ道具でも,弁護士によって若干使い方に違いがあるかもしれませんし,何より施術する人間(弁護士)の人柄も依頼する際の大きな要素になるでしょう。

たいていの弁護士は,それをわかっているはずです。

だから,自分がファーストなのかセカンドなのかサードなのか,それは大した問題ではありませんし,弁護士側はまったく気にしないと思います。

だからこそ,声を大にして言いたい。






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